カテゴリー「Movie (Cinema, DVD & BD)」の20件の記事

2013.04.08

ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ -ア・トライブ・コールド・クエストの旅

Beatsrhymeslife
 原題、"Beats, Rhymes & Life -The Travels Of A Tribe Called Quest"の日本版DVD、"ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ -ア・トライブ・コールド・クエストの旅"が、やっとリリースされました。

 昨年の劇場公開で話題となっていましたが、映画館へ行くのが面倒なので延ばし延ばししていたら、気づくと公開も終わっていた始末。

 ということで、セルDVDのみの特典映像や、"Disk Union"への初回入荷分にのみ付く限定特典、"劇場公開時のオフィシャル・パンフレット"に魅せられて、DVDを購入することにしました。

 さらに封入特典として、限定Tシャツの抽選応募ハガキも付いていたんで、マニアはぜひ応募されると良いでしょう。

 本編が97分、セルDVD版の特典映像78分とボリュームがすごい!!。

 まず本編なんですが、いろいろとつっこみどころ満載で、結論、映画館で見なくて良かったです。

 理由は、そのつっこみを口に出したいから。

 アメリカ人のしょーもない食生活やファッション・センス、価値観があふれ出てくるので、豊かな我々日本人には到底理解し難い理由などで、揉めたりするのが見どころの一つでした。

 ファンにとっては、ショッキングなシーンやコメントがある、みたいな評を目にしたことがありましたが、実際に映像を見たところ、な~んもありませんでした。

 自分がA.T.C.Q.が好きなのと、本人たちの本当の思いがどこにあろうと、それは自分の好き嫌いと直接関係ないってことがわかったぐらいで、いちいち騒ぎ立てることもないんではないかと。

 話題作りのためだったらまだしも、本心でショックだって言ってんだったら、まったく理解不能な話に聞こえるなぁ、俺にゃあ...。

 特典映像は、あんまり印象にないんですが、結局最後まで見届けたってことは、それなりに見どころがあったんだと思います。

 しかし、いかんせん全く覚えていません、すんません。

 オープニングのアニメの作成風景なんかは面白かったけど、それは自分がアニメ好きだからってことなんだろうな、きっと...。

 監督のMichael Rapaportは、"Prison Break"で主人公たちに迫るFBIエージェント役として出演されていた、あの人です。

 あと、Jarobiがすげぇ~いい奴そう、ってのは伝わってきました。

01. "Beats, Rhymes & Life -The Travels Of A Tribe Called Quest"
02. "メイキング -マイケル・ラパポートの旅-
03. "アニメーション製作の舞台裏"
04. "エクストラ・シーン集 (A.T.C.Q. 新譜の可能性/Beastie Boysが語るNative Tongues/Ludacrisが語るA.T.C.Q./Pharrellが語るA.T.C.Q./De La Soulについて/PhifeとJarobiの出会い/Jungle Brothers/DJ Red Alert/解散について)
05. "レッド・カーペット (ロサンゼルス映画祭プレミア)"

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2011.05.05

ポケットいっぱいの涙 -Menace II Society

Menace2society
 公開当時観たくても観られず、そのまま30代も半ばを迎えて手にした本作、"ポケットいっぱいの涙 -Menace II Society"

 やっと観ることができました。

 当時流行った、いわゆる「ギャングスタもの」の類の映画なんでしょうが、そんなこたぁ関係なく、普通に面白い。

 「リアル」うんぬんは、正直心は坊っちゃん育ちなもんで、そんなもんはわかりません。

 そして理解もしたくありませんな。

 関係ねぇし。

 しかし、映画という「パッケージされた世界」に2時間だけ旅行できる希有なフォーマットを楽しむ素材としては、この映画が扱う素材はまさに映画ならではで楽しい。

 劇中に、「Fuck」、「Bitch」、「Damn」がむやみやたらに頻出。

 とにかく口が悪い。

 日本人の感覚で言ったら、あぁいう会話の仕方だと喧嘩が始まるか、喧嘩中なんだろうけど、あれで仲間内の会話が成立するから文化の違いって興味深い。

 こんな風に自国の文化と比較してみると、突っ込みどころが多くて面白いし、最初の"Tokyo Tribe"がこうした虚無感いっぱいのテイストを日本で表現してみせたことがどんだけ新鮮だったことか、よくわかる。

 そんなブラック・カルチャーにまつわる目新しい何かが次々と生まれた90年代の空気を呼び覚まされる快作です。

 最後まで観た感想は、邦題がどこから来ているのかまったくわからんかったこと。

 涙に関係するとことか、涙ぐむとことか、なかったけど、別に。

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2009.12.14

One Piece Film "Strong World"

Strongworld
 「やっぱり見なきゃ駄目なんじゃない!?」、と公開前からの各種の宣伝、煽りに踊らされて、そう思っちまいました...。

 ということで行ってきましたよ、"One Piece Film "Strong World""

 で、出来が結構よくて、"One Piece"の特徴的な描写のスケールのデカさがよく出てた。

 ストーリーに目新しさはないように思いますが、爽快感一杯の冒険活劇で、原作ファンとお子様には十分に魅力的な作品ではないかと。

 あと、おまけもズルい。

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2009.07.29

モンスター vs エイリアン (3D吹替版)

Moneri
 自分にとっては珍しく劇場に映画を鑑賞しに行ってきました。

 場所は、六本木ヒルズの東宝シネマズ。

 観たのは、"モンスター vs エイリアン"。しかも3D吹替版を。

 内容は、ヒロインのスーザンが結婚式の当日、あるエネルギー体の落下の下敷きになり、巨大化(Sample By "妖怪巨大女"orリメイク版"ジャイアント・ウーマン")。政府に捕獲され、モンスターの仲間入りをさせられる。そこにはすでに破壊不可能な生命体のボブ(Sample By "マックイーンの絶対の危機"orリメイク版"ブロブ 宇宙からの不明物体")、100mの巨大虫のムシザウルス、クレージーな天才のコックローチ博士(Sample By "蠅男の恐怖"orリメイク版"ザ・フライ")、半獣半人のミッシング・リンク(Sample By "大アマゾンの半魚人")がいた。そんな時、スーザンに落下したエネルギー体を追って、地球制服を企むギャラクサーが登場。エイリアン・ロボット→自らという順で地球を襲う。スーザンらモンスターは、政府の拘束からの自由を条件にエイリアンと戦いを始める、というもの。

 ストーリーはありがちですが、随所随所で色々ある。

 ステレオ・タイプ的なアメリカ人の猥雑さ・下品さに対する自虐ギャグ(エロや脳天気さなど)、ムシザウルスが日本出身という設定(終盤で分かりますがこいつは"モスラ"の幼虫なのだ!!、その巨大化した経緯の設定は"ゴジラ"でもある!!)などなど。

 一番好きだったのは、エイリアン・ロボットが地球に投下され、"E.T."を彷佛させる「異星人との出会い」のシーン。

 地球人代表としてアメリカ大統領が出てくるのですが、キーボード(Yamaha DX-7!!)で"未知との遭遇"の五音階を披露。更に調子に乗って「ファンク」ボタンを押したやいなや、Harold Faltermeyer "Axel F." ("ビバリーヒルズ・コップ"のテーマ)を演奏!!。

 この見事なダンスを披露するところがハイライトか!?。

 結構、面白いので、観るってのもアリ!!。

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2008.01.01

大日本人

Dainipponjindvd
 明けましておめでとうございます、ってことで新年を迎えてしまいました。

 今日は、一旦マーク・広太レス家から帰って窓ふきとレーンの掃除を夕方まで。いやはや寒かった...。で夜には広太レス、ヌヨ、大ちゃんと鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣。こちらも寒かった〜...。で正月からコンビニの前でイカれた夫婦が大暴れ。警察官が何人も来ていたなあ。ヴィジュアルからしてやばかったしねえ、特にババア。車の上に乗っかって奇声あげていたもの。

 そんなイカれた日本の世相(?)を皮肉った作品がこれ、"大日本人"。詳細は以前劇場での鑑賞の際にコメントしているので省くとして、年末に皆で鑑賞したので再度観たこととなりますが、それでもまあまあ面白かった。やっぱりコントなんだな、これ。映画を観ようと思う人にはアンマッチな作品かも。

 で、そんな作品の「初回限定版」には、Disc1には「予告&スポット集」、Disc 2には「メイキング&未完全解説」、Disc 3には「ノー・カット・シーン集&幻のシーン集」が収録されています。特に「メイキング〜」の「カンヌ」の件は面白いです。加えて「ノー・カット〜」の未公開インタヴュー・シーンで本編では語られない設定が垣間みれる部分は興味深い。「変身に失敗したあずさママ」と「"デラ・アモ−レ"カラオケ完全版」はツボ。他には「現場で決まっていった長谷川メモ」という冊子が付いてきますが、これはなんのためのオマケなんでしょうか!?。

 この作品は万人ウケは間違いなくしないので、新品で買わなくてもいいと思います。それでもレンタルか中古の購入で一度は見ておいた方がいい作品じゃなかろうか!?。

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2007.10.20

Hairspray

Hairpray
 今日は公開初日だった"Hairspray"を観ました。

 もともとはJohn Waters監督のコメディ映画"Hairspray"がオリジナルで、その後ミュージカル化され、更にこの作品でミュージカル映画化されたわけです。内容はデブちん少女がダンサーを夢見る→オーディションを受ける→いじわるされる→それでも気丈に振る舞うという流れ。でもこれはこの作品の内容の一部。以降の話しの流れは、60年代のボルティモアが抱えていた人種差別が表出した一件とそれに立ち向かう主人公と被差別側の仲間の話し。オチはコメディ映画としてのお約束を迎えますが、これはいいのいいの。で言いたいのは配給会社があいかわらずバカ丸出しで、宣伝文句に聞こえのいいとこだけピック・アップして「ビッグな女の子がビッグな夢を掴むシンデレラ・スト−リー!」だとふいているとこがいらつく。いい加減にそういうの、や!、め!!、ろ!!!。観たあと、そのテンションと内容とのギャプがあり過ぎてふにゃつくことが本当に多いです。いくらとっつき易くキャッチ・フレーズを工夫したとしても、それなりに限度があんだろ、と。これはひどいといっときます。

 作品の質には関係ないので、ミュージカル映画が好きならお勧め。タモリ並にミュージカルが理解できないので、自分にとってはまあまあでしたが。このブログを見る人で気になるのは特殊メイクで女装したJohn Travoltaと被差別側のリーダー格役Queen Latifahの歌と姉御肌(ここでも!)、挿入歌とダンス・シーンでしょうか。あと、やたらとスプレー撒くとことか!?。

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2007.10.15

Planet Terror

Planetterror
 エクスプロイテーション映画へのオマージュ(?)であるRobert Rodriguez監督の"Planet Terror"を観ました。

 アメリカでの上映時にはQuentin Tarantino監督の"Death Proof"との同時上映だったみたい。で、そん時は尺の制限から双方の作品はある種ショート・ヴァージョン仕様だったらしく、アメリカ以外の上映時は単独上映させるということで、長尺版で日本上陸なんだと。なのでこの作品は、本来監督が見せたかった仕様となっています。加えて両作品とも"Grindhouse"で繋げられてますが、これはエクスプロイテ−ション映画を中心に上映した映画館のことで、つまりは両作品ともグラインドハウスで上映されるような映画をあえて今制作したっつーのです。

 "Planet Terror"はB級アクションにゾンビ映画の要素をプラス。スト−リーもエロもギャグもアクションもトホホですが、それが楽しい。作中で特にこれといった詳細のわかる説明やセリフはないですが、なんとなくわかる、これで良い訳だ。ここはなんでそうなるの!?といちいち気にしていたら、わけがわからなくなります。とにかく「低予算でもすげーもんが作りてぇ!!」という作り手のやってしまえ感こそが、この種の映画の醍醐味。こういう映画を観て、「つまんない」という女とはつきあえませんな。見どころはレイがゾンビをぶんなぐりつけまくるカンフー・シーン(?)とチェリーが右足に銃を装着してからの乱れ打ちのシーン。これは爽快。"コブラ"のサイコガンのギミックにぐっとくるなら心踊ること間違いなし。キャストもB.E.P.のFergieちゃんやBruce Willisら大物も出演。最後の方にはQuentin Tarantinoも変態レイプ兵士に扮しています。チェリーを襲う際、パンツを下ろすとゾンビ化が始まったせいで、た○た○が溶けて垂れてしまうエログロ・シーンを自ら熱演。さすがです、くだらん!?(笑)。

 今"Hero"みるなら断然こっち。

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2007.06.17

大日本人

Dainipponjin
 見たくて仕方がなかった映画、"大日本人"を観てきました。

 先に妹が観に行ってきて、何だかはっきりしない感想を話していましたが、結論としては結構面白かった。

 松本人志氏がインタヴューで言っていた通り、出来はあくまでテレビの延長線の作り。何がそうなのか、についてははっきりと語ることが自分には出来ないけど、観ればそう思う人が多いはず。物語りはインタヴュアーが主人公である大佐藤(松本人志)を追い続けることで終始します。大爆笑のネタはそう多くは仕込まれてませんが、ニンマリにやにやするようなネタが多い。初っぱなから折り畳み傘の話と増えるワカメの話でふいてしまいました。あとケータイでやたらと「焼く」って言ってみたり。数々の戦闘シーンもやばかった。四代目がぼけて巨大化して暴れるとこや中部地区での巨大化シーン(紫パンツをまたいでいること)、ガキと四代目が主人公による不注意で殺されるあたりの脱力さ加減もよかった。あと、まじめなところだと、日本の歪んだ現状を結構シニカルにいじっている作品だと思いました。海外からのオファーがそれなりにあるみたいだけど、「シャッチョサ〜ン」のくだりとか、場末のクラブのママの社会的な位置付けなんかを外人にどうやって説明するのでしょうか?とても気になるところではあります。

 ひと昔前にリリースされた"ヴィジュアルバム"が好きだった人は間違いなくど真ん中なはず。

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2006.12.30

Rize

Rize
 今更になってやっと観たキュメンタリ映画、"Rize"

 監督は、映画ポスターやミュージック・ヴィデオでお馴染みの写真家、David LaChapelle。David LaChapelleはChristina Aguileraのバック・ダンサー(のダンス・スタイル)に興味をもったことをきっかけにこの映画の主役であるTommy The Crownに行き着いたことで映画制作のアイディアが始まったという。彼は全米の中でもギャング抗争などによって治安が悪い事で有名なサウス・セントラル地区で、1992年から自らも成し遂げた暴力の連鎖から抜け出せることをダンスで示し続けていた。いつしか、そのダンスが若者の間で「Krump Dance」として広がっていった。画かれる内容は、Tommyとその周りのクルーの視点を中心にダンスへの情熱や、自分たちが置かれた境遇などについてのインタヴューやダンス大会の模様。しかしただそれだけでなくこの監督は独自の視点として、「Krump Dance」の特徴である印象的なペインティングやダンス・ムーヴが「African Dance」のそれと非常に近いものであり、彼らアフリカ系アメリカ人は先祖の記憶を何らかの形でそれを具現化したものではないかと提起する。もちろん、彼らはそんなものを見た事もないわけだ。

 ボーナス・ディスクで観られるジャケ写のコンセプトについてのくだりは非常に印象的。"Rize"という言葉の意味と彼らのダンスにかける情熱の崇高さをよくあらわしていることがよく分かる。また、出演者から映画を観る者へのメッセージが非常に日常的な言葉で話されていることで、同じようなゲットー出身者で成功したヒップホップ・アーティストらが同じ事を口にするよりも現実感がある。出演者の一人から放たれた「努力することは恥じるな」という言葉には正直グッときた。

 おそらくは何らかの演出はあったにせよ、淡々と写し出される映像はいたってシンプル。これ観ても表面っつらのファッションやダンスのスタイルばかり追う人がいるんだろうけど、見どころは出演者の真剣さが放つ人間的な部分であろうと思う。

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2006.02.06

Style Wars

stylewars
 "スタイル・ウォ−ズ"がわかってらっしゃる日本版の映像作品を連発させ続けているナウオンメディアからリリース。

 "ワイルド・スタイル"に並び賞されるセミ・ドキュメンタリ映画と知られる本作品。"ワイルド・スタイル"がいわゆるオールドスクール期のヒップホップの中での音楽的側面(DJing、MCing、Breaking)をクローズ・アップしたものだとすれば、これは後にヒップホップの四大要素と括られる残りの要素、Writingをクローズ・アップしたもの。面倒臭い説明は抜きにするけど、その四大要素という括りは、何の根拠もない外野がはめた形式的な説明なので、それが全てでないということだけいっときます。

 で3枚組でのパッケージングが施され、Disc1が本編、Disc2が当時の出演者へのインタヴュー、Disc3がDisc2の短編としてまとめた日本限定編集版。内容は割愛。ひとつ言えるのが、そこで語られる内容や写し出される映像はヒップホップの全てではないが、その当時の空気はまちがいないものであるということ。日本語でいえば「粋」の世界がある。そこに感じられるドープネスはそれこそ「やばい」といえる。あと観たあとの感想としては気をつけたい点があるなあということ。一つは、ここの出演者の多くは第一世代ではないということ。かれらがあこがれた誰かがパイオニアなのだ。二つ目は、そのパイオニア世代がまだ50〜60代として生きているということ。現在語られるヒップホップの歴史はその第二世代の証言が中心なので、どこかあやふやであり正直彼らの「都合のいい解釈」や「嘘」、「はったり」があるのがまちがいない。昨今再検証も行われていてそういう事実も出てきてることを鑑みると見誤ってステレオタイプな理解に陥ってしまう危険があるので注意注意。

 とまあ、ヒップホップがらみのくだらない映画が多い中ではずば抜けて良い作品なので見るべし、買うべし。

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